もちろんいいですよ!
でも貧血の原因はなんですか?
西洋医学では血液検査で貧血を診断します。貧血なら鉄剤を処方されます。
栄養学なら鉄分の多い食事をとるように指導があります。
では東洋医学は?
考え方のスタートが全然違います。
どうして貧血なのか?そこを探して治すようにします。
必ず理由がある、なんとなく貧血…にはなりません原因を探す、体中の症状から探します。脱毛があるか?爪は割れていないか?夜眠れているか?夏痩せしていないか?食欲は?子宮筋腫はあるか?などなど
脱毛や爪が割れている人は肝の血が不足、不眠なら心の血が不足、夏痩せ、食欲が無いなら胃がわるい、子宮筋腫は血流のつかえ、そこを治す漢方を作ります。全員違う漢方です。
この人は「サプリを飲んで良いですか?」と聞いています。
こういう質問の方には病院の鉄剤が飲めない人が多い、病院の鉄剤だと胃が痛くなったり便秘になったりする。
だから薬は飲めなくてせめて鉄のサプリか薬膳かで治したいと薬膳講座を受けている可能性がある。そこも本人に質問し確認します。
貧血を治すのは西洋医学では鉄剤です、でも胃が弱ければ飲めなくて、胃薬と合わせて飲んでも胃が受け付けなければければ諦めます。
東洋医学は胃が弱いならまず胃に悪い鉄剤は飲まず胃だけを治します。
胃が治れば食べても吸収が良くなる、量も食べれるようになる。それで貧血の改善を目指します。
胃腸が悪い人が鉄の入ったサプリを飲めばゲリや腹痛になります。サプリでも鉄が身体にあわなければ飲めないのはおなじです
病気があれば必ず悪いところを探す、そこを治す。そのために細かいチェックのカウンセリングが必要です。
貧血の原因はたくさんあります。その原因を知ることが今の貧血を治し、これから別の病気にならない予防になります。
病気の始まりをいかに早くとらえて治すか。
未病を治す。 これが東洋医学の治し方です。