一瞬で訪れた日常の余白…ではなく空白とは?

昨日は誕生日。薬局の定休日でもあったし役所の届け出があったので、仕事は休んで予定がびっちりだった。

薬局オープン以降、ご飯作り以外、家のことがなんにもできていない

せめてもと、昨日は朝、駅まで家族を車で送った。

そして家に戻ってくると鍵がない、まさか…子どもはスキー行っていないから…

完全に締め出されて夜の10時まで誰も帰ってこない。

持ち物は財布と車の鍵のみ。痛恨のミスは携帯もなかったこと

挙げ句の自分の姿が、ギリギリまで寝てたのでパジャマにダウンコートを羽織り、今日は朝お風呂に入りたいし、ちょっとだからいいや、と裸足に靴。

いや~絶対にやばいやつ。手も足も出ないとはこのこと。

一瞬の出来事で日常はすぐに非日常に。夢ならさめて…

車のミラーで顔を見たらすっぴんどころか髪の毛がボーボーだった。こっちが現実の日常か…

どうしよっかなー、ファミレスかなー、でも12時間以上パジャマに素足のおばさんがいてもいいのだろうか?

せめて銭湯に行ってからファミレスで籠城するしかないか?

うーん、とりあえず、今送った人の会社に鍵を取りに行けたらマシかな?、子どものスキー場の場所はわからないしね

大きな病院まで歩いて行って公衆電話をかける。

じゃんじゃん落ちる10円玉、聞き取れたのは裸足でこっちに来るな、ということとこっちが帰るから…

ありがとうございます。帰ってきてくれて、すぐに仕事に向かって行きました。

その日の夜、何事もない日常に戻り「あのー、ケ、ケーキは?」「エ?」

子どもはいなくてケーキもなし、私の誕生日は朝で終わりました。

帰ってきてくれたのがプレゼントなのか…

→これまでの日常